Trance-Rave Daughters トランス・レイヴ・ドーターズ
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トランス・レイヴ・ドーターズ >プロフィール
DJアゲハ香港リルによる、二人組ガールズDJユニット、
トランス・レイヴ・ドーターズ(Trance-Rave Daughters)は、
おもにサイケデリック・トランス系を中心に、エピック、プログレッシブ、ゴアなどトランス系全般そしてハウス、テクノ、さらにはアンビエント/ダウンテンポから時にはサイバートランスやIDM系に至るまで自由自在に混合しつつ、 カラフルかつ幻想的なサイケデリック感覚溢れるプレイを得意とする珍しい女性二人組のDJユニットとして内外の野外トランス・レイヴ・パーティを中心に活動してきたかたわら、 アーティストとしてトランス系のアルバムもアメリカのレーベルLavalamp Records よりリリースしている。 トランス・レイヴ・ドーターズ Trance-Rave Daughters
ゴアパン名人(Goa-pants Meijin)」(旧ユニット名)の別名義でも知られるTRDは、サイケデリック・トランス/ゴアの音源ならほとんど全て集めたというエピソードからも分かるように(今でこそオールラウンドにトランス全般を取り上げているものの)、TRDの出発点はサイトランス/ゴアであった。
しかし02年以後はサイバートランス等のPOP系を取り入れて以後、次第にジャンルの幅を拡大し、現在は「トランス全般(一部の色物的音楽を除き)」をカバーしつつ、より多国籍・多ジャンルへのオーディエンスへアピールすべく、DJ/リミキサー/レコーディング・アーティストとして活動を展開中である。
そしてまた、音楽だけではなく、 プライヴェートでもインド、ネパールなどやアムステルダムへの巡礼の旅を続けるTRDは、 リアル・トラヴェラー/ネオ・ヒッピーであり女性ならではのシャンティなファッション感覚と世界観にも定評がある。
トランス・レイヴ・ドーターズ > ヒストリー

元々グランジ・ロックやオルタナ系が好きでテクノには興味がなかったと語るDJアゲハ、 父の影響から60年代ヒッピー・カルチャーの世界に心酔していた香港リルの二人は、 1994年の中学時代、 偶然にファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテット(Far East Acid House Quartet)の 最後のレイヴ・パーティに参加、そのロックやテクノといったジャンルを超えた凄絶な陶酔感・恍惚感に衝撃を受ける。

'95年の高校在学中より「ルーズソックス・ドーターズ(Loose-socks Daughters)」名義でDJ活動開始。地元のクラブやパーティに次第に出演するようになる。
当時は年齢を18才と偽って出演していたが、高校生(15才)であることがバレ、アゲハリルともに、高校を退学処分となる。しかしこれを機にフリーのDJとなり、高校中退後は再び年齢を偽って(またはクラブ側の黙認により許可され)、以後、本格的にDJ活動を各地でおこなう。

のち、97年頃より、 「ゴアパン名人(Goa-pants Meijin)」、 「アンビエント・ドーターズ(Ambient Daughters)」などの複数の名義でも活動。2000年頃にトランス・レイヴ・ドーターズ( Trance-Rave Daughters )に定着する。

一方、レコーディング方面では、'97年、元 Far East Acid House Quartet の元・メンバーでもあり「シンセサイザーの魔術師」の異名で名高い米国在住の日本人アーティスト/コンポーザー、AQi Fzono(芙苑晶氏の5thソロ・アルバム『宇宙論(Cosmology)』のレコーディングにシンセサイザー(TB-303, Minimoog)で参加したのがきっかけで、 芙苑晶プロデュースにより、2000年、1stアルバム『Moog Trance Universe』でニューヨークの Nerve Nets Records よりデビュー。 初のオリジナル曲も披露した。
女性DJチームとしておそらく世界初と思われる、サイケデリック・トランス/ゴアなどを主体とした幻覚や宇宙を想わせるサウンドが、海外レビューでも高く評価される。
 
以後、リミキサー/アーティストとして、幻覚植物研究所(Psychedelic Plants Research Laboratory) のリミックス・アルバム『Mrs. Cyborg's 12 Dreams』(1999)、 芙苑晶のリミックス・アルバム『宇宙論入門(A Guide To Cosmology)』(2000)などにも参加。
 
これらと並行して、日本、韓国、香港、タイ、オーストラリア、インド、ハンガリー、オランダ、ドイツ等々を、ネオ・ヒッピー・トラヴェラーとして巡礼しつつ、主としてアンダーグラウンド系のクラブや野外トランス・パーティなどに出演。

TRDはもちろんクラブ等にも随時出演することがあるが、「トランス音楽の本質は野外のレイヴ・パーティにこそあり」と認識する二人は、90年代にファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテットが残したスピリッツを現在に継承しつつ新しく再生すべく、おもにアンダーグラウンドで自主的におこなわれる野外レイヴ、または友達レイヴなどの輪を通じて、「呼ばれれば明日にでも行く」というネオ・ヒッピーそのもののスタンスで、各所に神出鬼没の活動を続けてきた。
 
当初はサイケデリック・トランス/ゴアなどが、プレイリストの主体であったが、のち、しだいにサイトランス以外のジャンルにも幅を広げ、トランス音楽の進化とともに、エピック、プログレッシブ、さらにはサイバーなどのポップ系トランスや女性ヴォーカル・トランス、テクノ、ハウス、ブレイクビーツなども取り込んで、プレイリストの幅を広げる

その一例として、時にはオーディエンスのウェーブをリアルタイムに読み取って、流行り物J-POPをTB-303+飛ばしディレイなどを使用して過激にサイケデリック化するなど、実験的なクロスオーバーすら辞さない。
 
2007年にはレコーディング・ワーク第2作として、 「芙苑晶 with トランス・レイヴ・ドーターズ」名義にて2ndアルバム、 『恍惚的宇宙論/トランス・レイヴ・コスモロジー(Trance-Rave Cosmology)』をLavalamp Records(USA/Japan)より 制作・発表。

芙苑晶の80-90年代のクラブ・ヒット/コンピレーション/ベスト・ヒット・アルバムでもある本作においては、メイン・リミキサーとしてTRDはフル・トラックないしはベーシック・トラックを一任される。

そしてまた、同アルバム収録作品で、TRD久々のオリジナル曲「Japanese Zippie Youth」では、過激な轟音ブレイクビーツとサウンドコラージュに絶叫ヴォーカルをフィーチャー。新しいスタイルと方向性を提示した。
 

現在は、断続的なDJ活動と並行して、より多国籍・多ジャンルへのリスナーへのアピールを志向し、ここ10年来がパーティ出演中心であったのに対し、オリジナル曲作りやレコーディング等のスタジオ・ワークへの傾倒を強め、「トランスとは何か」をメインテーマとして、新しいサウンドと方向性を探求中である。

(文責=DJアゲハ + 御霊アケミ)

トランス・レイヴ・ドーターズ > メンバー
DJアゲハ [ゴアパン名人1]  (Turntable, Groove Boxes, Synthesizers)
香港リル [ゴアパン名人2]  (Turntable, Groove Boxes, Synthesizers)
 
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