●このサイトをいま立ち上げることの意味
二年前と思いますが、故・市川カヲルの八周忌があり、私も参加しました。その時にもサイトの話が出ていて、アメリカの Lavalamp Records のほうに日本のファンから問い合わせが行っていたりとかいう話まであって、いろいろ動きがあるようです。私の大阪の事務所にもお電話いただいたりしたオールド・ファンの方々にも、この場を借りて応援してくださるお礼と、日々の雑事にかまけてなかなかお返事できない失礼を申し上げたいと思います。
でも、あの当時・・・つまり彼らが現役で活動していた1980年代後半−90年代前半には、ほんとうに私たちファンは、すべてを口コミで伝え合っていました。ましてやイリーガル・レイヴです。口コミしか情報源はなかったのです。
あの頃もし、今のようにインターネットがあったらと思わずにいられません。「ファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテット」こそ、インターネットにふさわしいバンドだったでしょう。もしインターネットがあったら、彼らは「マスコミ拒否」だの何だのやらなくて済んだでしょう。いやむしろ、ネットを活用することで、彼らならではのデジタル・コミューンみたいなものが作れたかもしれない。そんな話が、その時の市川カヲルの八周忌の席で出ていました。
ま、あまり暗い話はしたくはないですが、しかし今年(2005年)はちょうど市川カヲルの十周忌であり、さらに、来年06年は故・田嶋エリサの十周忌、そしてバンド解散以後10年目にあたります。08年が来れば結成後なんと20年(!)が経過した計算になります。
あらためてこう書けば、まあ私たちも年をとったものだと思わざるをえません。今は新しい世代(ほとんど彼らが結成された頃=80年代後半に生まれた若い人たち!)の中からファンが出てきているという話を聞き、歳月の流れを感じざるをえませんでした。 |