これは、ちょっと難しい質問ですね。どのようなレベルで「フォロワー」(影響を受けた人)と見なすか、によって、回答が変わってくると思われます。 |
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非常に狭い意味で答えるとすると、「フォロワーは現在のところ、ほとんどいないに等しい」と言えるでしょう。それは一つには、ファンならすでにご存知の通り、「ファー・イースト」というバンドが、あまりにも独創的なスタイルを持っていたからです。
これは、日本のみならず、世界に目を向けても同じことで、「ファー・イースト」はヨーロッパ、アジア公演も行なっていますが、どこへ行っても「ジャパン・オリジナルのレイヴ・バンド」と評価されていたことからも、フォロワーがいなかった(おそらく今もいないであろう)と思われます。 |
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しかし、ごく稀な例外はあります。かつて、1993年頃と思われますが、「ファー・イースト」フォロワーと思われるバンドが、日本にいたのです。
「野火」というレイヴ・バンドで、私たちの記憶では、「ファー・イースト」より世代がちょっと下の、1970年生まれぐらいの若い男女の四人組がやっていたバンドがありました。
彼らは、「ファー・イースト」をそのままコピーしたようなバンドで、レイヴの前座に出たこともありました。
なかなか面白いバンドだったのですが、しかし「野火」は登場後、一年半ほどですぐに消えてしまい、現在はウェブ上に情報すら残っていません。
(このバンドについては別項で解答していますので、こちらをご参照下さい。)
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この「野火」が唯一の「ファー・イースト」フォロワーと思われるバンドですが、もうちょっと意味を拡大し、「影響を受けた人」という意味で言えば、何と言ってもトランス・レイヴ・ドーターズ(Trance-Rave Daugters)がいます。
1980年生まれの女性DJ二人組で、現在(2007年)も現役で活動中であり、彼女たち自身、「ファー・イースト」の楽曲をリミックスしたりといった活動もしています。
トランス・レイヴ・ドーターズ(Trance-Rave Daugters) 公式サイト |
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さらに「フォロワー」の意味を広く拡大解釈してみると、「ファー・イースト」が結果的に後の世代とシーンに与えた影響という意味で言えば、これは案外大きいかもしれません。
というのは、ご存知のように、「ファー・イースト」はおそらく日本国内初のレイヴ・バンドであり、まだ「レイヴ」という言葉すら誰も知らないような時代(1980年代後半)からやっていた先駆者だったからです。
当然(結果的に見れば)、後世に対してのなんらかの影響はあったものと考えられます。
しかしながらこれに関しては、具体的に誰が・いつ・どんな風に影響を受けたか、という相関関係までは、計り知れないものがあります。
というのは、野外レイヴはそもそもDIY的なアンダーグラウンド・カルチャーとして始まったものであり、今もなおその基本的な性格は変わっていないこと、また、この分野である程度以上の知名度なり支持者を得るアーティストやバンドは稀であること、などがその理由に考えられます(この場合、「レイヴ」という言葉を違う意味にすりかえてファッション的に利用しているメジャーのアーティストは除く)。
つまり、「ファー・イースト」のレイヴ・ムーヴメント自体、友達の輪を通して口コミで広がっていったものであり、彼らの影響力に関しても同じことが言えると思われるからです。
ということは、ある意味、現在知られている「レイヴ(Rave)」という言葉自体、「ファー・イースト」が(少なくとも日本においては)使い始めたわけで、もし彼らがいなかったら、商業主義的でないDIYの野外レイヴというもの自体、日本に存在しなかったか、してもほとんど知られずに終わったか、といった可能性すらあります。 |
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しかしながら、Trance-Rave Production(現在、日本で運営されているオフィス。このサイトの管理もここの傘下で運営)では、 「ファー・イースト」フォロワーがいれば、当サイト上でも積極的にご紹介したいと思っています(もちろん、客観的に見てそう判断されるものであり、なおかつ、当事者にその諒解を得た上での話ですが)。
もしもそういったフォロワーをご存知でしたら、是非ご紹介下さい。当サイトでは現在メール・コンタクトは開設しておりませんので、掲示板に情報だけでも書き込みしていただければ、幸いです。
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