| ファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテット(Far East Acid House Quartet) 元・メンバーである芙苑晶の98年リリースの5th ソロ・アルバム『宇宙論(Cosmology)』のリマスター盤ですが、日本国内発売元の Music Term さんの「売れ筋ランキング」で、4月22日の発売以来、わずか2週間で1位にチャートインしました(2006年5月10日現在)。 |
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| (Music Term のサイトのトップページの右上の「Heavy Seller」に随時ランキングが出てます) |
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| テクノやダンスミュージックに限らず、ジャンルレスに人気のある人なので、いろんな人が聞いてるのではと思いますが・・・それにしてもすごい。驚きです。 |
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マサミの個人的感想のコーナー >
(ひとりごと)
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| とくに、「ファー・イースト」時代のアキ(と、ここだけいきなり呼び捨てですが)なんて、インタビューもやらない、雑誌もTVも嫌いだから出ない、等々公言し、偏屈を絵に描いたようなとして一部で変に有名でしたが(笑)、やっぱりいい音楽は売れるんだなと。 |
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芙苑晶の国際的人気は前からチラホラ噂には聞いてましたが、最近の日本のリスナー(とくに若い子)はやっぱ耳が肥えてるからね。日本でのメジャー化も時間の問題ではと言う人もいるみたいですね。
今回の場合も、当然、「ファー・イースト」系のファンが買っていったことも考えられるでしょうね。 |
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| そこで気になるのが「ファー・イースト」作品へのフィードバック。当然考えられることは、「ファー・イースト」への注目度が高まるという因果関係です。そしてその結果として、「ファー・イースト」の復刻盤が出てきて、メジャー配給に乗るという可能性が高まってきた、ということです。 |
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| 彼らの活動当時、彼らを賞賛していたファンたちは、ほんとうに一部の若者でした。それもまた、濃い奴ばっかりで(笑)。もちろん、日本国内でも、合計数にしたら数千から一万以上ぐらいはいたはず(通りすがりも入れればもっといるだろう)とは思うけど、しかし、これだけCDが溢れかえってる国として考えれば、「ごく一部」と言うのが正しいでしょう。 |
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| 当時私たちスタッフがよく聞いたクレームは、「音源が手に入りにくい」でした。あの頃はしかも、ネットなんて普及してなかった(「パソコン通信」て言ってたんだよね)し、最後の頃なんて、みんなうちの事務所にFAXしてきて通販で買ってたんだから(ほとんどピート・ナムルックのノリやで)。でも、それはまさに本物のファンだろうけどね。 |
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「ファー・イースト」が売れて欲しくない。有名になるなんて「ファー・イースト」らしくない。------そう言う古いファンが多いのも事実です。
だけど、じゃあ、新しい世代のファンはどうなるの? 当時の彼らを知らず、アルバムもほとんど聴いたことすらなく、憧れだけで中古でバカ高い音源を買い求めるの? その疑問は残されたまま、今日まで伝説だけが一人歩きしてきた感もあるこのバンド。 |
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| 彼らのジャーマネやっていた私自身は、正直言って、今は、複雑な気持ちですね。どっちの人たちの気持ちもわかるから。だけどアキ(芙苑晶)が有名になってきたからこそ、「ファー・イースト」だってこれだけ表に出てこれたわけだし。 |
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もうそろそろいいんじゃないか。そんな気もしてます。今じゃ、アングラであることをわざわざ売り物にするような、あざとい人たちだって片方にいるんだから、私たち関係者は、あくまでもニュートラルでいたほうがいいんだろう。そうも思うんです。
「ファー・イースト」が仮に、最初の世代のファンたちが思っていたのと違う評価をされる日が来ても、彼らの残したメッセージと存在感は、きっと、伝わる人には伝わるはずだから・・・。 |
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そんな複雑な気持ちの中で、やっぱり復刻盤が出てくる可能性が高まってきていることを、秘かによろこんでいる私がいます。
みなさんは、どう思いますか? |