Far East Acid House Quartet - ファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテット
 
ファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテット( Far East Acid House Quartet )ファンサイト/資料館
Home - Japanese - English


「ファー・イースト」オンステージ

ファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテット ( Far East Acid House Quartet )

 

 

 

スペースDJリョウ

  • ステージにおいてはリョウは、田嶋エリサと好敵手としてのイメージで好対照を成す、過激な即興的DJ/リズム・クリエーターとして人気があった。
    基本的に、ライブバンドとしての「ファー・イースト」は、エリサのダンスとリョウのDJバトル、この二つを核にして成り立っていたバンドだったとも言える。

  • バンド以外で、芙苑晶が作曲家、田嶋エリサがダンサーとしてそれぞれソロ活動していたのと同様、リョウもまた、当時はプロのソロDJとしてツアーなどをやっていた。

  • 「ファー・イースト」においては、スタジオでは実験精神溢れる果敢なサウンド・クリエーターとして、徹夜も辞さない熱心ぶりだったが、反対にステージでは、時にはバカになりきって大胆で派手なパフォーマンスができる男、それがリョウだった。

  • スキンヘッド、両腕に刺青、おもに黒系の服が多かったが、時にはステテコに下駄という、人を食ったような(特に「オシャレ」至上主義のクラバーたちを揶揄したような)センスで登場し、マイクでのMCには客に向かって卑語猥語をぶつけるという、あたかも当世のDJたちの「都会的な」センスと逆行した彼のスタイルは、むしろ「ファー・イースト」を硬派なアンダーグラウンド・バンドとしてイメージづけるのに、結果的に貢献したとも言えるだろう。

  • ターンテーブル2台(いずれもテクニクスを愛用)の他に、シーケンス・パートもリョウがおもに担当。アシッド・ハウスの定番シンセである、 Roland TB-303の他には、EMS VCS3(ピンク・フロイドの「狂気」に使用されたアナログ・シンセとして有名)、 Roland System-100M といった音源をよく使用していたようだ。

  • また、時にはターンテーブル以外のさまざまな楽器、と言うよりはオブジェがステージに持ち込まれることもあった。
    ドラマーとしての経験を生かし、道ばたで拾ってきた鉄屑や様々なガラクタを叩いてエフェクターで増幅し、異様な音響を出すリョウのパフォーマンスは、彼のルーツであるパンクやインダストリアルといった、いわゆる「オルタナティブ」系の音楽ファンにも「ファー・イースト」を評価する機会を与えた。

  • リョウのステージ位置は、(DJブースの位置にもよるのだが)一般的には、客から向かって左側が多かった。つまりダンサーの田嶋エリサがフロント、その後ろに、向かって左からリョウ、アキ、カヲルの三人が並ぶことが多かった。

  • 出てくる順序は二番目あるいは三番目が多かったようだ。しかしDJという立場から、他のメンバーが外れる時にもリョウだけはステージに貼り付いていなくてはならなかった。
    DJはクラブの要で、リズムキーパーだ。他の三人が交代や休憩のためにステージを抜ける時にも、リョウだけは残った。リョウ一人で十時間、ということも珍しくなかった。

  • 「最初のツアーのとき、エリサが裸になったのは突然やった。俺ら他の三人はそんなこと聞いてなかったからビックリした。
     あいつ昔、ストリッパーやってたからね、そういうことは全然平気で、ノッてきたから自然に脱いだだけやったんやと思う。しかもそれがサマになってたからウケたんや。わざとやってもおもろないで」

  • 「それでその次から計画的にそういうことをやり出した。エリサは踊りながら最後は裸になって、鶏殺して生き血浴びたり、あいつは巫女さんみたいで、アキはジミヘンばりにキーボード叩き壊して燃やしたり、火炎瓶投げたり、カヲルはステージで吐いたり、シャボン玉飛ばしたりなんかしてたから、俺はじゃあ言葉でいこうと」

  • 「DJはMC(曲間でミュージシャンが入れるコメント)あるやろ。俺はMCなんか嫌いでやったことなかったけど、あのころはジュリアナでジョン・ロビンソンとか流行ってたから、そのパロディも兼ねてね。
     最初は『みなさーん、踊ってますかー』でわざと嘘っぽく始まって、あとは大阪弁で延々客を罵倒した。『コラーおまえらどついたろか!』『しまいにいてまうぞ!』とか、そういうのは特に関西以外の地方でアホみたいにウケてたな」

  • 「アキやエリサはあの当時シャーマニズムに傾倒してて、祝祭やって言うてた。俺はそんなんなかったな。こんなもんエンターテインメントや、って言うてた。ま、おんなじような意味やけどね」

 
「ファー・イースト」オンステージ・トップにもどる
 
Home - Japanese - English
 
Web pages designed by Acid Head Organization Production, Japan.
(c)Acid Head Organization Production