ミュージック・コンクレート、電子音楽、ハウス、ノイズなどを複雑に混淆し、超現実主義的なサウンド・コラージュの技術を駆使して、シュールな音響世界を作り出す音楽ユニット。
元々、マダム呪々と芙苑晶の二人によって 1986 年頃始められ、当初はグループという考え自体を持たない不定型な実験的音楽プロジェクトだった。
この二人はそれぞれに違う独自なスタイルを持った音楽家なのだが、それぞれがテープ操作/編集等をおこなうことにより、アブストラクトで混沌とした、奇妙で幻覚的な味の音楽を作り出している。
元々はこの二人が高校時代最初に結成した同名のデュオ・バンドが母胎となり、のちにシュールリアリズム画家・野崎ニーナ(VCS3)を加え、さまざまに複雑な経緯とメンバーの変遷を経ながら発展したものである。
また、電波楽器テレミンを使用した日本最古のバンドであるという説もある。
一時、 87-88 年頃、市川カヲル、スペース DJ リョウ、田嶋エリサなどを加えてアシッド・ハウス的なアプローチを試みた第二期は、のちの Far East Acid House Quartet (ファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテット)の母胎ともなった。 |